こんにちは。
今日は最近何かと話題のWechatについて簡単に説明していきます。
みんなでWechatについてざっくりと学びましょう。
目次
Wechatとは、中国版LINE!
みなさんがよく使う通信アプリは、おそらくLINEですよね?
LINEは友達と即座に連絡とるには、すごく便利な通信アプリですが、Wechatは、そのLINEの中国版と覚えていただければいいと思います。
基本チャット画面
このように基本的なチャット画面もLINEのチャット画面とかなり似ています。
また機能面に関しても、既読機能がないなど、多少の機能の違いはありますが、ほぼ同等、もしくはそれ以上の機能を兼ね備えています。
運営会社は、中国の大手IT企業テンセントであり、テンセントは先日Facebookを追い抜き、世界5大企業に躍り出ました。
まさに、アジアNo.1の大企業となっています。
参考記事:http://www.180.co.jp/world_etf_adr/adr/ranking.htm
中国人を中心に約13億のアカウント数を誇るモンスターアプリ
中国版LINEであるWechatですが、最大の違いはその規模です。
アカウント数は、約13億!
これは外国人のアカウント数も含まれての数ですが、この数字は中国の人口とほぼ同等で、日本の人口の約10倍です。
そして、一番重要な月間アクティブユーザー数は、なんと驚異の約9億200万人。正直異常な数です。
2011年1月に始動し始め、わずか7年で世界のスマホアプリのトップ3を獲得するなど、凄まじい勢いでシェアを広げています。
LINEとの最大の違いは?
ボイスチャットを多用
LINEは基本的にメッセージやスタンプでやり取りしますが、中国人はWechat上でボイスチャットをよく使ってコミュニケーションを図ります。
LINEにも同等の機能があるので使おうと思えば、LINEでも問題なく使えるのですが、Wechatの場合、テキスト入力のとこのボタンがボイスメッセージになっておりすぐにボイスチャットできるような仕様になっています。
これは中国人の”おしゃべり好き”な国民性に合わせた仕様のようですね。
ミニプログラム
最近導入されたミニプログラムという機能ですが、これはいわゆる”アプリ内アプリ”です。
一瞬「はい??」と思われるでしょうが、要はWechatをダウンロードしておけば、様々なアプリをWechat上から開くことができるようになります。
実際気になるアプリをダウンロードしてはみたものの、その時だけ使って、その後全く使わずに放置してスマホ画面を散らかしているということはありませんか?
このミニプログラムの導入で不要なアプリをダウンロードする必要がなくなりました。
これはアプリ業界では、革命的なことかもしれません。何しろ一つのアプリが、すべてのアプリのプラットフォームになろうとしているのですから。
参考記事:http://www.catapultsuplex.com/entry/wechat-mini-programs-explained
利便性最強のQRスマホ決済”Wechat Pay”
そして、今話題をかっさらっているのは、Wechatの中の決済機能”Wechat Pay”です。
これはいわゆるQRコードを読み込むだけで、お支払いができるという革命的なもの。
LINEにもLINE PAYという機能がありますが、まだそれほどまで普及していません。
ところが中国では近年このQRコード決済が急激に普及し、現金を使用しない社会が成り立っているのです。
Wechat Pay使用のイメージ
友達同士の支払いもQRの読み込みだけで完結してしまいます。しかし、日本人の方にとっては残念なことに、この決済機能を使用しようとすれば、中国に銀行口座を持っていないとできません。(※使用する方法もあります。)
今話題のこのスマホ決済”Wechat Pay”については、後日また別記事にて詳しくシェアいたします。
まとめ
ひとまず、今日わかったことは、やはり中国は規模が違うということです。13億の市場は伊達ではありません。
また規模だけではなく、ボイスチャットが多用されたり、スマホ決済機能が普及していたりと、日本の状況とはだいぶ違うこともわかってきました。
今日紹介したこと以外にも、様々なWechatならではの機能がありますので、Wechat Payのことと合わせてまた後日シェアしていきたいと思います。
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