マイビジョンシートで人材育成を変革する-経営理念をどう浸透させるか-

こんにちは。

GWも明けて、みなさんもまたお仕事に戻られてるのではないかと思います。

今日はこれからIWで取り組もうと考えているマイビジョンシートに関して、少しお話させてもらいたいと思います。

僕の、そしてIWの目標

僕の目標は、働いているみんなが、それぞれ自分の夢・ビジョンをIWで叶えてもらえる環境を創ることです。

僕らの経営理念である「Initiative World」には、三つ意味があります。

1:誰もが自発性を持ったやる気溢れる世界を創る。

2:誰もが独創性を最大限発揮できる世界を創る。

3:誰もが自分が人生の主人公だと思える世界を創る。

「IWの経営理念はこれです!」と自信を持っていうためには、みんながこの会社において、自分の夢やビジョンを叶えてもらうことは必須事項なのです。

実際この経営理念は昔から定めていたのですが、この経営理念を深く浸透させ、実際に実現する仕組みを作ることはしていませんでした。

このことを反省し、令和になった5月からIWの経営理念を浸透させるべく、みんなのマイビジョンを設定してもらいます!

マイビジョンシートを作りました!!

ということで、全社員、全アルバイト、全インターンシップ生にこのマイビジョンシートを作ってもらうことにしました!

その内容がこちら。

3ヶ月に一回作るマイビジョンシート達成でボーナス支給!

そして、このマイビジョンシートは3ヶ月に一回作ってもらうことにしているのですが、仮に設定したマイビジョンを実現するためのアクションプラン、そしてその達成基準をクリアすることができていたら、3ヶ月毎にボーナスを支給することにしました!

自分がなりたい自分に近づけば近づくほど、ボーナスをもらえたという仕組みです。

僕がなぜこんなことまでするのかというと、時代の流れから、今はお金という外部的なモチベーション要因だけではなく、自己実現欲求を刺激する内部的なモチベーションをあげる仕組みを作ることがこれからの経営には必要だと考えているからです。

マイビジョンシート作成で意識したこと。

大学の時に習った志ワークを参考

こちらの写真をみてもらうとわかると思いますが、自分のビジョンをメタファー(比喩)で表現してもらう項目があります。

これは大学の時に、自分の志をメタファーで表現し、図解、そしてそれについて作文で説明するということをやったのを思い出して、今回マイビジョンシートに取り入れてみました。

抽象的で掴みにくいビジョンという物をビジュアル化することで、そのビジュアルからこの人が一体どんな世界、どんなキャリアプランを描いているのか理解することができます。

Can・Want・Neededのフレームワーク

今回の質問項目は基本的に下記のフレームワークを使っています。

そして、Can・Want・Neededが重なる場所をこれから先の行動でどう広げるかをお互いに考えていきます。

I・We・Societyのフレームワーク

そして、もう一つのフレームワークがI・We・Societyです。

Iはもちろん自分、Weは会社、Societyはこの質問項目では自分が貢献したい他者として考えてもらうようにしています。

ここで重要なのは、自分があって、会社があって、他者があるというこの順番です。まずは自分がどうなりたいのかを考え、そしてそのやりたいことで会社、社会に貢献するにはどうしたらいいかという風に考えることが重要です。

これがもし逆であれば、自分を見失ってしまいがちなので、気をつけなければいけません。特に自分よりも他人を敬う文化傾向がある日本では気をつけるべき事項です。

トルネード式PDCAであるべき姿へ

一般的によく使われるPDCAサイクルですが、ただのPDCAではなく、あるべき姿をきちんと定めた上でPDCAを繰り返しながら、課題を克服し、理想の自分に近づいていくことが重要です。

このマイビジョンシートを3ヶ月毎に使って、自分のあるべき姿を目指してもらいたいと思います。

実際にこれがIWの経営理念を浸透させるためにどのくらい効果があるかはこれから次第ですが、きっと意味はあると信じています。

ひとまず今日はこれからIWで行う施策の一つをご紹介しましたが、皆様にとっても人事考課や人材育成のご参考になれば幸いです!

また書きます!!

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