2回も3回も会ってたら、人好きになっちゃうことありますよね。-経営と心理学「ザイオンス効果」-

こんにちは。

海外マーケティング・PRの企業を運営しているIWの増田です。

 

人間の間で起こる全てにおいて心理学が関係します。

今日は日頃使える心理学を皆さんにシェアしたいと思います。

今恋愛で射止めたい方がいる人!
または営業マンや、マーケティング、広告担当者の方にぜひ見てもらいたいです。

同じ人に何回も会うだけで勝手に好印象持ってもらえる素敵な現象

今日のお題は、

「ザイオンス効果!!」

おー、なんか響きがかっこいいですよね。笑

日本語的には、単純接触効果ともいうそうですが、

簡単に説明すると、同じ人や物に何回も会ったりしていると次第に好印象になっていく効果のことを言います。

 

実際、皆さんも経験したことあるのではないでしょうか?

最初はそんなに意識していなかったのに、何回か会っていくうちに、
「あれ、なんかこの人好きだな」って感じ。

あれです、あれ。

それ現象、まさにザイオンス効果です。

ピークは10回!10回を目標に同じ人に会おう!

「ザイオンス効果」の画像検索結果

引用:https://service.plan-b.co.jp/blog/marketing/11267/

とは言っても、無限大に好印象が高まるわけではありません。

研究結果によると、10回が好印象が上がる大体の上限だそうです。

なので、「この人だ!」と思ったら、まずは10回を目標に会ったらどうでしょうか?

それを意識するだけで、どんな人でも射止められる・・かも!?笑

営業でも使える”ザイオンス効果”

実はこのザイオンス効果、営業や広告においても、非常に大事な心理です。

営業マンの人はとにかく回数重ねて同じ人に会いまくる!!

それだけを意識して、営業していけば自ずと営業も取れるようになるのです!(強引)

できる営業マンの方を見てみてください。

できる営業マンは最初のミーティングでいきなりクロージングの話はしないはずです。

最初は挨拶、それから雑談、多少の探りで留めておいて、2回目、3回目で、しっかりとした提案をしていると思います。

それはその方が成約率が上がることを理論的にか直感的にかわかっているからでしょう。

営業マンの皆さんは、ぜひ実践してみてください。

マーケティング・広告においても使えるザイオンス効果

僕はマーケティングや広告が専門の会社をやっていますから、マーケティング、広告の話もしましょう。

 

最近、やたら同じ広告を見るようになったなーと思いませんか?

はい、今最も流行っているマーケティング手法は、「リターゲティング広告」と呼ばれる手法です。

たまにGoogleなどで一度入ったサイトと同じ情報が、他のサイトの横わくに広告として出てきたりするやつありますよね。

そうあれです。

ちょっとしつこいと思いますよね?

というかストーカー的で怖いと思いますよね?笑

そう「リターゲティング広告」とは、いわゆる「ストーカーマーケティング」なのです。
(リターゲティング広告をやられている方、すいません笑)

しかしながら、これもザイオンス効果を活用した非常に有効な戦略なのです。

Webサイトやメルマガ、SNSなど色々な媒体で、何回も見ていくうちに、なぜか親近感が湧いたりしませんか。

それは企業のマーケティング戦略にハマっている証拠なのです。w

気をつけるべき!嫌いな人に対しては逆効果!

しかし!!!

もちろん、嫌いな人とは何回も会いたくありませんよね。

嫌いな人に関しては、何回も会うと逆にもっと嫌いになっていくということもあるので、そこは気を付けなければいけません。

ですので、最初の印象というのはやはり大事ですね。

最初の印象がよければ、何回も会って、好印象をさらに高めることができます。

 

その意味で広告に関して言及するならば、より気を付けなければいけません。

なぜなら、広告に関しては、基本的に人から嫌われやすいからです。

あまりに何回も同じ広告を多頻度に出されるとイライラしますよね。

下手すると自社ブランドのイメージ低下に繋がるので、注意する必要があります。

草の根的な情報発信が大事?インフルエンサー活用でもザイオンス効果を意識。

そんな中、単純な広告とは違う形で、近年、注目を集めているインフルエンサーマーケティング。

インフルエンサーの方が発信する情報は基本的に広告というよりも、インフルエンサーによるレポーティングという形として捉えられやすく、より自然なコンテンツとして消費者に受け入れられはじめています。

ただ、結構勘違いされているのが、100万以上のフォロワーなどを抱えているスーパーインフルエンサーに一度お願いすれば、すぐに認知度が上がって、紹介してもらった商品が売れるだろうということです。

ここではあまり詳しく話しませんが、インフルエンサーのフォロワー数およびリーチ数が大きければ大きいほど、コンバージョンもそれに比例して低くなる傾向があります。逆に10万フォロワーぐらいの中堅どころのインフルエンサーの方がコンバージョンが高くなることもわかっています。

企業の方はこのことをもう少し認識する必要があると思います。

 

またここで僕が最も伝えたいのが、スーパーインフルエンサーに一度お願いするだけでなく、中堅どころのインフルエンサーの方々もどんどん活用して、草の根的な情報発信をしておくことがすごく大事だということです。

 

実際、皆さん旅行とかいくときに、Google検索を一回だけして終わりということはありますでしょうか?

ほとんどの方の場合、何回も色々な類似検索ワードで検索して、旅行先を決めていくと思います。

その時に何回も同じ情報と接触すると、次第にその情報に関する好印象が高まっていって、実際そこにいってみようという気になると思います。

そう、これもザイオンス効果です。

 

ぜひ皆さんもザイオンス効果を生かした恋愛戦略、営業戦略、マーケティング戦略を実施してはどうでしょうか。

人間の間で起こる全ては心理学が関係するので、心理学を探求することは非常に面白いですよ。

これからも色々と心理学にまつわるお話をシェアしていきたいと思います。

何か発信してほしいネタなどありましたら、コメント下さい!

 

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