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「訪日外国人が福岡に訪れた時に実際にどこへ訪れるか気になりませんか?」
「福岡 観光地」とGoogleとNAVER(韓国の検索エンジン)で調べてみてください。
同じ検索結果がでてきましたでしょうか?おそらく違う検索結果が出てきたと思います。
当たり前かもしれませんが、日本サイトと海外サイトとの間には少なからず差が存在します。
今回は、最も訪日数が多い国のひとつである韓国人が使う検索エンジンNAVER とGoogleで、「福岡 観光地」と調べて、トップ表示されたページから検索結果の比較をしていきます。
韓国人観光客の方がどんな情報をみているのか一緒に学んで行きましょう。
日本・韓国検索エンジンで福岡 観光スポットの比較
Googleから読み解く 福岡の観光スポット
まず日本のサイトでは外国人におすすめする典型的なスポットとして挙げられるのが博多、天神エリアでのショッピング。キャナルシティ博多、櫛田神社、舞鶴公園、太宰府天満宮、糸島などが挙げられていました。
歴史や自然を感じる場所から最先端を走る場所まで。福岡の自然と文化が上手く交わり、居心地の良いスポットが列挙されています。
Googleサイトの画像
Google検索結果は→こちらから
韓国No.1検索エンジンNAVER
NAVERとは韓国国内で最もポピュラーな検索エンジンです。
NAVERは国民の8割以上が使用している検索エンジンで日本のgoogle,Yahoo! のような役割を担っています。
韓国人の傾向として訪日前にインターネットから情報を集める人は70%を占めています。つまり訪日する際もNAVERで検索して、入念に調べてから来る人が大多数を占めているということです。
ネイバー(英語: NAVER、韓国語: 네이버)は、韓国最大手のインターネット検索ポータルサイトである。韓国国内では、検索回数で77%(2010年現在)でGoogleやYahooといった他社を圧倒するシェアを有する検索サイトである(Yahoo! Koreaは、2012年12月31日でサービス終了)。また、2007年12月の調査では世界でも2.4%のシェアを有して5位に位置していた。Wikipedia
NAVER から読み解く 福岡の観光スポット
NAVERサイトの画像
NAVER検索結果は→こちらから
日本サイトに比べて韓国検索エンジンNAVERでは
1位キャナルシティ博多
2位福岡タワー
3位ハウステンボス
4位アサヒビール工場
5位糸島
大濠公園、大名、マリノアシティ、櫛田神社、有田焼、住吉神社、太宰府、楽水園、南蔵院、ヤフオクドーム、マリンワールド、アクロス福岡、百道浜、友泉亭公園、九州国立博物館、警固神社、ニ見ヶ浦などが挙がっていました。
日本と韓国検索エンジン 比較結果
GoogleとNAVERを比較した結果から読み解けることは、日本人と同じように百道浜、大濠公園などの自然を楽しめる場所や太宰府、柳川などの古き良き日本の歴史に触れられる場所も人気が高いようです。
またハウステンボスや有田などの九州エリアの他県も含まれており、どうやら彼らにとっては福岡と九州の区別がついていないということがわかりました。
さらに温泉の人気が高いことも特徴で、韓国人スタッフによると韓国の温泉とイメージが違い、日本の温泉は風情があって行ってみたい場所のひとつにリストアップされるようです。
少し前までは韓国の観光といえばショッピングというイメージが先行していましたが、今では上記の観光スポットがトレンドに立ち替わっているのが現状です。
当記事がインバウンド市場の調査において、外国人トレンドを理解するために役立てれば幸いです。
インバウンド情報に関して、ご相談されたい方は、こちらからお問い合わせください。
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