80%以上がインフルエンサーの情報から!?韓国人インフルエンサーの影響力がものすごい!

SNSが台頭し、誰でも情報発信できるようになった現在。
SNSなどのネット上で、人気を誇り、多大な影響力を与えるインフルエンサーが話題となっています。

世界中でインフルエンサーの影響力が増しており、韓国に関してもやはりインフルエンサーの影響力はものすごいです。
果たして、韓国ではインフルエンサーがどれぐらいの影響を与えているのでしょうか。

またひとえにインフルエンサーと言っても、様々なタイプがあります。それぞれどのような情報発信媒体でどんな情報発信を行い、どのくらい影響を与えているのかを知ることは重要です。

今回は、韓国で実際にインフルエンサーがどれぐらいの影響を与えているのか、韓国人1,000人に対してのアンケートをもとにに記事をまとめました。

これを機会に、より効果的な韓国インフルエンサーマーケティング戦略を図りましょう。

そもそもインフルエンサーがどれぐらい影響を与えているのか?

もう社会に溶け込んでいる!?凄まじいインフルエンサーの発信力

商品を購買する際に、消費者10人の内8人はインフルエンサーを通じて情報を得て、更に購買決定にも非常に影響を受けています。80%もインフルエンサーから影響をされているなんてすごいですね。また、専門レビューサイトやモバイルアプリもマーケティングチャンネルとして好まれています。

2次、3次的の役割としても抜群!?

インフルエンサーを通じて1次的に製品・サービスを認知する消費者は64%で、またこれを基づいて自発的に商品を探索し始めた人は84%に達しました。更にこの内の76%の人は、単純に認知や探索することで終わらず、最終的に商品を購買することにも至りました。

このデータによると、インフルエンサーが消費者と商品を繋ぐ役割だけではなく、消費者に最終的な購買を促進させる役割としても非常に効果的であることが分かりますね。

分野ごとにどういう情報媒体が好まれているのか?

韓国の全国20~50代男女1000人を対象にして昨年12月20日から26日まで、7日間行われたオンラインアンケートの結果による数値が下記のグラフです。

各分野に対して別れる多様なチャンネルの強み

育児または旅行分野の場合には、ブログをフォローする比率がそれぞれ47%と48%で、全てのチャンネルの内半分を占めました。また、フィットネス分野ではインスタグラムのフォローの比率が42%で、他のチャンネルより非常に高いです。スポーツ分野に関しては、Youtubeを含んだ動画系チャンネルが44%の圧倒的な比率を示しました。

これは、チャンネルごとに特化している機能に応じて人が集まるということを示す証拠ですよね。

最終購買決定に至るための最も効果的なチャンネルは?

購買決定に近づくほど、「知り合いからのオススメ(21%)」が最も好まれています。これは産業全般に対して同じような傾向が見られますが、特にグルメや医薬品・医療サービス関連分野では目立っています。

続いて、「検索エンジン(20%)」も購買決定に対して大きい影響を与えています。特に旅行・観光サービス分野では知り合いからのオススメより検索エンジンが好まれている傾向があります。旅行・観光関連企業ではインターネットでのマーケティング戦略に力を入れるべきですね。

レビューサイト・モバイルアプリの躍進も注目すべき!

レビューサイト、要するに個人のホームページやFacebookのページなどを用いて、分野ごとに特化している専門レビュアーが商品に対して専門的なレビューの記事を投稿するサイトと、アプリを用いたチャンネルでは、昨年10%であった選好度と比べて6%が上がった16%を示しました。特に、家庭用品またはコスメ分野では相対的に高い増加傾向を示しました。

企業のソーシャルメディアチャンネルにも肯定的な反応

企業のソーシャルメディアチャンネルのフォローの意向に関しては70%が肯定的な反応を示しました。その理由としては、「プロモーション・イベント・割引情報のために(52%)」が一番多くて、「ブランドに関するニュースのために(30%)」が2番目で多いでした。「好きなブランドだから」という答えは8%だけで、ただのブランドの忠誠心だけでフォローすることは少なかったです。

一方で、メディアの影響力は弱まっている。

その反面、メディアの影響力はだんだん弱まっている傾向を示しました。「伝統メディア」では昨年の10%から6%に選好度が下がり、「オンラインニュース」も4%から2%に下がっていることを示しています。

こちらの理由としては、1次的に商品を認知させることしか機能が出来ないメディアの限界による結果だと思われます。また、大衆的にインターネットが使われている今の時代に真面目な構成のテレビ番組やニュースよりは、消費者とやり取りがすぐに出来て、大衆と目線を合わせて馴染んでいくインフルエンサーの強みがここから出るのではないかと分析されます。

まとめ

インフルエンサーのチャンネルをフォローしている人の内40.4%はインフルエンサーが提供している情報を「信頼している」と応答し、「信頼しない」と答えた人は6.4%の低い比率でした。これによって、インフルエンサーはかなり信頼できるマーケティング戦略である証拠です。

これらの現状は、情報が溢れている社会の中で、関心のある分野に特化したコンテンツだけを消費しようとしている傾向が増えているためであり、これからもインフルエンサーの役割はどんどん増していくことが予想されます。

韓国に対するマーケティングに挑んでいる方は、これを機会に韓国のインフルエンサーとの提携で集客を図ってはいかがでしょうか。

参考記事:消費者10人に8人はインフルエンサーを通じて情報を得る。

これらのデータは韓国の全国20~50代男女1000人を対象にして昨年12月20日から26日まで、7日間行われたオンラインアンケートの結果による数値です。標本誤差範囲は±3.10%、95%信頼水準です。

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