どうもこんにちは!
海外マーケティング・PRの会社を運営しているIW増田です。
今日は最近メンバーから言われた言葉で、一番胸に響いた言葉を紹介します。
それが
”観光において「10-1=マイナス」なんですよね。”
という言葉です。
そのメンバーは韓国出身で、最近弊社に正社員として入ってきたばかりの子ですが、もともと韓国の大学で観光産業について学んでいて、観光についてはなかなか詳しいです。
そんな彼女が言った一言はとても重く、そしてとても確信をついている一言だと思いました。
真の観光立国になるには国民一人一人の意識が大事
実際みなさん海外旅行に行かれた時に、会った人が10人だったとして、そのうちの一人でも露骨に嫌な対応する人がいたら、その国の印象ってどうなりますか?
他の9人の印象がよかったとしても、最後に会った一人がいわゆる差別主義者で、最悪な対応だったとしたら、その国の印象って格段に落ちると思うんです。
人はなぜかいいことよりも悪いことの印象の方が残りやすい傾向にあります。
そしていい噂よりも、悪い噂の方がかなり早いスピードで、周りに広がります。
訪日外国人が去年3,000万人を超えて、2020年にかけてますます増加する訪日外国人旅行客。
その方々に向けての対応は本当に十分なのか、観光業に関わる人だけではなく、国民全員が意識する必要があると思います。
もちろん肩に力を入れて、「外国人びいき」した接客や対応をした方がいいということではありません。
ですが、こと観光においては「国民一人一人が日本の印象そのものになりうる」ということは意識して、きちんと外国人対応するべきだと思っています。
接客をよくするというのは一朝一夕でできるものではありません。
日々の研鑽の積み重ねが、その日の態度に出ると思っています。
弊社も本当の意味でのおもてなし国家を創るにはどうしたらいいのか意識しながら、事業活動を行いたいと思います。