こんにちは。
海外マーケティング・PRを専門の企業をやっている増田です。
7月から、あまり更新することができていませんでした。
なぜ更新することができていなかったかというと、日韓関係悪化によるクライアントへの応対などで非常に忙しく、更新できていませんでした。
まだまだ始めたばかりで読者もかなり少ないと思いますが、もし楽しみにしていた方がいらっしゃったのであれば、申し訳ないです。
目次
日韓関係の急速な冷え込み
みなさんご存知の通り、今年の7月に日本政府が輸出規制を発表してからというもの、本当に「ここまでいくか。」と思うほど、急速に日韓関係は冷え込みました。
不買運動、日本旅行ボイコット、GSOMIAの破棄などが続き、2019年8月の訪日韓国人観光客数は、前年の半数を記録するなど、急激に減っています。
福岡のインバウンド市場。一国に偏るリスクを改めて実感
弊社は福岡に本拠地を構え、インバウンドプロモーションなどをメインに事業を展開してきました。
訪日数全体が伸び続けているのと同様に、福岡のインバウンド市場も、前年310万人以上を記録し、年々右肩上がりで成長していますが、外国人の内訳は50%以上が韓国人客と韓国人マーケットに偏りがあったことは紛れも無い事実です。
弊社は韓国や台湾、香港向けの観光情報冊子Yoka Mapを発刊し、韓国のブロガーさんを活用したプロモーションや、外国人覆面調査などを含めたインバウンドコンサルを行い、事業を発展させてきました。
弊社の売上の8割-9割以上は韓国むけのコンサルやプロモーションによる売上であり、日韓関係の悪化で韓国人旅行者が激減している今、正直に言って弊社もかなり窮地に立たされています。
今回の反省と学び。そして今後の展開
もともと韓国に対する売上に頼りすぎていたのはわかっていたので、他の国籍向けのプロモーション、特に台湾向けのプロモーションを強化することを今年の5月ごろから画策してはおりましたが、はっきり言って、いきなりこんな事態になるとは思ってはいなかったので、まだまだ対応が間に合っていません。
昨年のみんなの頑張りのおかげで、会社の売上も右肩上がりで成長し、クライアントからも喜びの声を多数頂戴していたところにこのような事態に陥ったので、正直ショックという表現以外思い当たりません。
しかしながら、今回の件を通して、一国に頼りすぎることへのリスクを弊社のみならず、様々な事業者様が感じたのでは無いでしょうか。
今後は弊社含め、福岡・九州の観光産業は多国籍の方に来てもらい、リスクヘッジをとるようもっと考えるべきですね。
個と個の交流で国と国の間にある壁をぶっ壊す。2019年10月新サービスローンチします
ただ個人的に僕が思うのはこのように政治同士が仲違いしている時こそ、民間や個人間同士では仲良くしていく必要があると思います。
もともと弊社は、個と個の交流で国と国との間にある壁を壊すために事業を行なっています。
その思いは今でも変わりません。
正直、現在事業としてはかなり厳しい状態にありますが、それでもこの思いを成し遂げたいと思っています。
もちろん意地になるのはダメですが、僕は有言実行する人間です。
2019年10月、韓国人ブロガーや台湾人ブロガーと韓国、台湾向けにプロモーションを行いたいと思っている日本企業をクラウド上でマッチングさせる新サービスをローンチする予定です。
僕ら民間ができることを精一杯行い、両国の架け橋になれるよう頑張ります。
みなさんにも応援してもらえると助かります。
宜しくお願いします。